その昔、衣・食・住と云われ、縫製業は一番大事な物を作る職業として始まりました。 でも最近では『食』が一番、次に『住』、そして別の大事な物がもっと増え6番7番目に『衣』という様に変化してしまい非常に残念です。また、近年縫製以外のほとんどの製造業は、機械化の進化により人間が直接手で触れる事無く、機械が意図も簡単に製品を作ってしまう時代になっている。そういう近代社会においてもこの縫製業だけは、機械化が進まず遅れを取っている事実がある。
しかし、私はこう考える
機械化が進まないのでは無く、この縫製業ではむしろ機械に頼れない部分が多く、人間の手だからこそできる微妙な指先の感覚的作業や、素材感を生かすための作業にも人間だけが持つ感性が必要だと。そして積み重ねた技術が作り手による地味な作業を経て洋服が出来上がる。しかしそこには日本を代表する一流ブランドが多く存在しているのも事実です。
そして、私はこう思う
地球上で洋服を着る文化が存在する限り、またファッションを楽しむ人が居る限り、決して無くなる事の無い業種であり、誇りを持って自慢できる職業であると確信している。
最後に、当社は移り行く近代社会の働き方改革にも縫製業としていち早く着手し、社員が心地よく勤務できる作業環境の構築を目指すと共に、グローバル市場でも、あらゆる場面に力強い競争力と専門技術により様々なオンリーワンを、社員と共に目指していきます。
企業宣言(女性活躍推進法及び一般事業主行動計画)
- 3歳以上の子を養育する、労働者(社員)に対する所定外労働の制限を可能とする。
- 出産や子育てによる退職者についての再雇用を可能とする。
- 全体朝礼にて、毎月1度以上の長時間労働是正に関するメッセージを送る。
- チーム内の業務状況の情報共有と上司による業務の優先順位付けや業務分担の見直し等を毎日行い徹底する。
- 両立支援制度の掲示板への常時と、月初めに事務連絡により支援制度の内容を周知し、途中退社を無くし、定年退職者を5%以上にする事を目標とする。
- 有給休暇取得に際し、急な体調不良等での欠勤についても、企業側からのアナウンスを随時行い、欠勤の有給切り替えを容認するシステムの構築を行う。